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ハードディスクの取り扱いは優しくお願いします

先日、メーカー修理から帰ってきたパソコンに

添付されていた書類に

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ハードディスクの取り扱いについて注意条項が書いてありました。

裏面には

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ハードディスクの構造について図解入りで説明されていました。

重要なポイントは

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磁気ヘッドに関する部分です。

抜粋すると

磁気ヘッドは、ディスクが高速回転することにより発生する風圧によって

ディスクからわずか0.01μm(ミクロンメーター)浮くことによりデータを読み書きします。

ハードディスクが動作している状態で衝撃が加わると

ディスクと磁気ヘッドの間に保たれていた隙間(0.01μm)のバランスが崩れ

ディスクとヘッドが衝突しディスクを破損してしまいます。

破損することにより、データの読み書きすることが出来なくなったり

記憶されたデータが破壊され誤動作や故障を引き起こす原因となります。

ディスクが破損することによってできたキズがゴミとなって磁気ディスクに付着し、

ディスク面のキズをさらに増やしていきます。

破損後すぐにトラブルが発生しなくても、いずれは破損がディスク面全体に広がり

最終的には、データを読み書きできない状態になります。

また、物理的な故障の他に、データが破損することによって

パソコンが起動しなくなることがあります。」

※0.01μm:これは、髪の毛の太さ(約80μm)の約8000分の一の間隔です。

 

・・・とっても為になるとこが書いてあるんですけど、

いまいちミクロンメーターってのがピンときませんね~

 

そこで、ググってみました。


wikipedia長さの比較ページによると

 

0.01μmは100nm(ナノメートル)

「医療用マスクを通り抜けられる最大の粒径」

「金箔のおよその厚さ」

など・・・

 

因みに

煙草の煙の粒子の大きさは、0.2μm~0.5μm だそうです。

 

ハードディスクが回転している時に軸が揺れたら、それで壊れてしまいます。

それだけデリケートな、超精密な部品なのです。

 

パソコンだけでなく、外付けのハードディスクも同じなので、

取り扱いには、十分ご注意ください。

倒れただけで、壊れます!